ワクチンについて
犬のワクチンについて
子犬時期のワクチンについて
マック動物病院では子犬のワクチンは生後約2ヶ月からスタートし、1ヶ月ごと計3回のワクチン接種を推奨しています。
混合ワクチンの接種後1ヶ月以上してから狂犬病ワクチンを接種することができます。
狂犬病ワクチンの接種は法律で義務付けられ接種しなかった場合の罰則も規定されています。
その後のワクチン接種は通常年1回です。
【取り扱いの犬用ワクチン】
- 犬5種混合ワクチン・・・6,600円
- 犬7種混合ワクチン・・・7,920円
- 狂犬病予防注射・・・2,750円
ワクチンによって予防できる病気
犬ジステンパー
発熱をくり返し、咳、鼻水、呼吸困難、食欲不振、下痢、血便、脱水症状などが続いたり、神経系を冒された場合は痙攣を起こしたりします。
死亡率が非常に高いです。
犬伝染性肝炎
食欲不振、下痢、嘔吐、その他の症状を引き起こします。
他の感染症と併発することで死亡率が高くなります。
犬パラインフルエンザ
咳やくしゃみによって空気感染します。
気管支炎や肺炎のように、咳やくしゃみ、鼻水、発熱、下痢などの症状を起こします。
犬パルボウィルス
腸炎型・心筋炎型があり、腸炎型は激しい嘔吐と下痢、血便が出たりします。貧血・脱水症状がひどくなると数日で死亡してしまうことがあります。
心筋炎型は呼吸困難や心臓発作のような症状を起こし急死してしまうことがあります。
犬レプトスピラ症(7種に含まれます)
カニコーラ型、ワイル型などがあり、カニコーラ型は下痢や嘔吐が続いた後、腎不全で尿毒症になり死亡します。
ワイル型は下痢や嘔吐、肝臓を悪くして黄疸が出たりします。死亡率も高いです。人に感染することもあります。
狂犬病
年1回の予防接種を行います。初年度に登録して交付される鑑札と毎年の予防接種注射の届け出で交付される注射済票は犬に携帯させることになっています。
※上記の対処を行わなかった場合、20万円以下の罰金を科せられることがあります。
猫のワクチンについて
子猫時期のワクチンについて
子猫のワクチンは生後約3ヶ月からスタートします。 種類にもよりますが2〜3回のワクチン接種が必要です。 その後のワクチン接種は通常年1回です。
【取り扱いの猫用ワクチン】
- 猫3種混合ワクチン・・・4,620円
- 猫5種混合ワクチン・・・7,645円
- 猫エイズワクチン ・・・5,280円(※在庫確認のため、事前にお電話ください。)
ワクチンによって予防できる病気
猫ウィルス性鼻気管支炎
俗に「猫の鼻風邪」とも呼ばれています。くしゃみ、鼻水、よだれ、咳、重度の結膜炎、目ヤニなどの症状が見られます。
40度以上の高熱を出したり、食欲も元気もなくなっていきます。
猫カリシウィルス感染症
感染初期は、猫ウィルス性鼻気管支炎と類似した症状がでます。
症状が進むと、舌や口腔内に口内炎や潰瘍ができたりします。
猫汎白血球減少症
嘔吐や下痢が起きて白血球が極端に減少する病気です。
子猫などが感染すると急死することがあります。成猫でも死亡することがある怖い病気です。
猫クラミジア病(5種に含まれます)
流涙、クシャミ、鼻水、結膜炎、結膜浮腫などが主な症状です。
混合感染は症状を重篤にする可能性があります。
猫白血病ウィルス感染症(5種に含まれます)
最初猫の白血病から発見されたためこのような名前がついていますが、いろいろな病気を引き起こします。
他の感染症が治らなかったり、白血病や貧血の原因になったり・・・。主に唾液感染とされています。発病してしまうと死亡率が高い病気です。
猫免疫不全ウィルス感染症(通称:猫エイズ、単独のワクチン)
猫同士のケンカの咬み傷から感染します。
長い無症状キャリア期を経て、”猫免疫不全症候群”と呼ばれる時期に入り、口内炎、慢性の下痢など体の抵抗力低下が招く様々な症状が現れ、次第にやせ衰えて死に至ります。一生発症せず、“無症状キャリア“のままの猫もいます。